GDPRに完全準拠したオープンソースのアクセス解析「Plausible Analytics」

2020/10/25 08:40

Plausible Analytics
https://plausible.io/

Plausible Analyticsの特徴

「Plausible Analytics」は、GDPR、CCPA、PECRなどのプライバシー規制に完全準拠したオープンソースのアクセス解析です。Cookieを使わず必要以上の個人データを取得しない。そして取得された解析データは、DBに格納され、所有権をサイトオーナー側で管理できる点です。クラウド型のサービスは、月6ドル以上とそれなりの金額はするものの、セルフホスティングを選べば無料で構築も可能。

GitHubでは、ver1.0リリース後3週間で4.1Kのスターを獲得しており、注目度の高さがうかがい知れます。
https://github.com/plausible/analytics

Plausible Analyticsを構築する

$ git clone https://github.com/plausible/hosting
$ cd hosting

早速セルフホスティングでPlausible Analyticsを構築していきます。まずは、リポジトリからクローンを作成。

$ openssl rand -base64 64

次に構成ファイルに管理者の資格情報を追加するため、秘密鍵を取得します。

$ vi plausible-conf.env

ADMIN_USER_EMAIL=hey@itnews.org
ADMIN_USER_NAME=itnews
ADMIN_USER_PWD=itnews
SECRET_KEY_BASE=fU019....

取得された秘密鍵は、ログイン情報と共にplausible-conf.envに追加します。

$ docker-compose up --detach

最後にdockerを起動して、セットアップ完了です。

プロジェクトを追加

localhost:80/にアクセスするとサインイン画面が表示されます。先ほど、plausible-conf.envに追加したADMIN_USER_EMAILADMIN_USER_PWDを入力してログインを実行。

Add a websiteからファーストプロジェクトをつくっていきます。

Domainには、http://やwwwなどのない、ネイキッドなドメインを入力してください。

ここまで登録が終わると、スクリプトコードが発行されますので、アクセス解析するWebサイトのヘッダーに挿入。

あとは、ページビューが記録されるまで待機します。

アクセスがあると、このようなグラフが描画されます。シンプルな分、追跡するメトリックの数を減らすことで、初見でも理解しやすいダッシュボードに仕上げている印象。同時にスクリプトの軽量化も実現し、Google Analyticsに比べ、約17分の1までダウンサイジングされています。

そして、Plausible最大の特徴ともいえるのは、解析されたデータの所有権がWebサイトに帰属していること。ユーザーデータはPostgreSQL、解析データはClickhouseDBに格納され自由にアクセスすることができます。

Plausible Analytics
https://plausible.io/

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