リモートのソフトウェア開発者の収入は、非リモートの開発者よりも22%多い

Nnamdi Iregbulem    
DevOps、アプリケーションインフラ、機械学習オタク。
この記事は、著者の許可を得て配信しています。
https://whoisnnamdi.com/remote-software-developers-earn-more/

この投稿は、私の2020年ソフトウェア開発者給与分析からの抜粋です。分析の続きを読むにはここをクリックしてください。

世界中の組織は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにリモートワークへと移行しつつあります。

この突然起こった出来事のせいで、様々な変化が起こっており、それに伴い多くの疑問が出てきています。まず、この新しい(一部の人にとってはそうでない人もいますが)パラダイムは私たちの仕事や一緒に協力して仕事をしているやり方どのような影響を与えるのでしょうか?

こういった不安の渦巻く状況が取り巻く中、リモートワークでもソフトウェアエンジニアの中には手取り収入が増える可能性がある人もいるという良いニュースもあります。

リモートワークでの給料

リモートで仕事をしたことがない、あるいはめったにリモートで仕事をしない開発者よりも、完全リモートのソフトウェア開発者の方が、21.9%高い収入を得ています。

様々な観察可能な要因(年齢、経験、勤務時間、勤務先の規模、プログラミング言語など)を考慮しても、完全リモートのソフトウェア開発者の収入は、リモートで仕事をしたことがない、またはほとんど仕事をしない開発者よりも9.4%多くなります。

さらに、リモートワークの給与額は、リモートで作業している時間に比例して高くなります。したがって、完全リモートの開発者は以下の人よりもより多くの給料を稼いでいることになります。

・仕事の時間の半分以上リモートワークで働いている人
・仕事の約半分をリモートワークで働いている人
・仕事の半分以下をリモートワークで働いている人
(上から収入の多い順に並んでいます)

毎月数日しか働かない場合でも、平均15.5%多い収入があり、観察可能な要因を考慮すると4.9%増という実質的な給与の優位性が見られ、その推定値は非常に正確なものとなっています。

言い換えれば、少なくとも時間のごく一部の時間(vs.全くリモートで仕事をしない)をリモートで仕事ができることでも半分かそれ以上の収入が得られ、リモート時間の増加によってどんどん収入が増え、完全リモートの場合には収入が最大になるということです。

驚くべき結果になりました。

この結果に因果関係があるとは断言できませんが、リモートワークの時間増加に伴って、明確な影響が出ており(他の変数を考慮したとしても)明らかな右肩上がりの現象は、何か意味があるのではないかという確信が持てます。

でも、その理由は?

もちろん次の質問は「その理由は?」となりますよね。

定義上、調整後の割り増し給与の支払いは、私が入手した他のデータをすでに考慮しているため、何とも言えません。

しかし、他の要因が説明可能なり増し給与にどのように関係しているかを説明することができます(つまり、未調整のり増し給与と調整済みのり増し給与のギャップです)。

完全リモート型開発者の給与の優位性に寄与している他の要因をいくつか挙げてみました。

・コーディングの専門家としての経験年数
・年齢
・開発者が組織内で持つ影響力を表す変数(新技術の購入に関する意思決定力)

他の交絡変数と相まって、21.9%ポイントの給与優位性の12.5%ポイントで構成されています。

リモート開発者が得ているように見える、増し給与の多くは、実際には年功序列と在職年数によるものです。給与の高い開発者は、年配で経験豊富な開発者で、リモートワークを好むか、組織がその特権を認めているかのどちらかです。

そうは言っても、完全リモート型開発者の調整後の給与面での残りの9.4%の優位性は、馬鹿にはできません。他の変数では、この意味のある給与の増加を説明することはできません。

この1つの奇妙なトリック

私は、毎月数日しかオフィスで仕事をしない人でも、リモートで仕事をしている開発者には経済的にも統計的にも有意な給与の差があることを発見しました。実際には、給料のほとんどはこの最初のリモートワークへの進出からきています。その一方で、残りの分は、オフィスから離れて働く時間からの給与です。

リモートワークが例外ではなく普通になっている世界では、これは通用するのでしょうか?分かりません。

これはソフトウェア開発者以外にも適用するのでしょうか?これについても、何とも言えません。

しかし、それでもなお、これは興味深い結果となっています。ウイルスに関係なく、より多くの知識労働者がオンラインで仕事をシフトし、オフィスから離れていくようになってくるにつれ、これに関しては、さらなる調査を進めていくべきものだと思います。


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