簡単に実行可能、Instagramアカウントのクローンを悪用した詐欺の手口とは？

米SiFiveは7月28日に都内で記者会見を開催し、日本法人を近いうちに開設する事を発表した。

事件・事故が発生した際、今後の対策を報告書に盛り込む企業は多いが、実際に行った対策の詳細なレポートまで公開するケースは珍しい。「第7回 情報セキュリティ事故対応アワード」で審査員長特別賞を受賞したClassiは、不正アクセスの発生から約1年経過した2021年5月に、社内で着実に進めてきた対策の結果をとりまとめて公表した稀有な企業だ。

開発ツールを狙ったソフトウェアサプライチェーン攻撃が拡大している。2021年4月、コードのカバレッジを測定するツール「Codecov」への不正アクセスにより、同ツールのサプライチェーンで多数の組織が被害に遭った。その1つがメルカリだ。GitHub(社内のコードレポジトリー)に保存された同社のソースコードが取得され、一部の個人情報が外部流出してしまったのだ。